冬の観葉植物の育て方:暖房、光、水やりのポイント
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冬のあいだ、ほとんどの観葉植物は水をずっと少ししか必要とせず、与えられるだけの光を求め、暖房器具からは距離を置きたがります。水やりはカレンダーではなく土の状態で判断し、植物を窓に近づけ、熱帯の植物には少しだけ湿度を足してあげましょう。
冬に植物を枯らしてしまう原因の多くは、寒さではありません。植物がほとんど成長を止めているのに、夏と同じペースで水を与え続けることです。
冬は何が違うのか
冬には二つの変化が同時に起こります。日が短くなり、太陽の位置が低くなるため、7月には明るい部屋で元気に育っていた植物も、今はそのほんの一部の光しか受けられません。光が少ないと成長が遅くなり、成長が遅いと植物が使う水の量もぐっと減ります。
同時に暖房が入ります。暖かく乾いた室内の空気は葉から水分を奪います。土がまだ湿っている植物でも、11月ごろから葉先が茶色くなったり縁がパリパリになったりするのはこのためです。
つまり冬の管理は、ほとんどがこの二つの変化への対応です。水は少なく、光は多く、そして乾いた暖かい空気から少し守ること。
水やり:控えめに、土で判断する
冬に最も役立つ習慣は、決まった曜日に水を与えるのではなく、毎回水やりの前に土を確認することです。
- 間隔が長くなるのは当たり前。 夏は毎週水が必要だった植物の多くが、今は2〜3週間に1回で足ります。これは目安であって決まりではありません。決めるのは土です。
- 指で確かめる。 ほとんどの葉物の植物は、土の上から数センチが乾いたら水を与えます。多肉植物、サボテン、サンスベリア、ザミオクルカスは、鉢がほぼ完全に乾くまで待ちましょう。春までほとんど水がいらないものもあります。
- たっぷり与えて、水を切る。 水を与えるときは、鉢底から流れ出るまでしっかり与え、受け皿の水は捨てます。数日おきに少しずつ与えると、表面だけが湿ったままになり、根が空気不足になります。
- 室温の水を使い、 朝に水を与えましょう。日中に表面が乾きます。
冬の水のやりすぎは、根腐れの始まりとして最もよくあるパターンです。植物が水を吸わないので、土が何週間も湿ったままになってしまいます。
光:窓に近づける
冬の光は弱いので、夏は窓から離していた植物も、今は窓ガラスのすぐそばまで寄せて大丈夫です。
- 南向きや西向きの窓は、夏には日差しが強すぎても、10月から3月にはちょうどよいことがよくあります。
- 窓をきれいにする。 ほこりのついたガラスや葉は、思っている以上に光をさえぎります。大きな葉は湿らせた布で拭きましょう。
- 1〜2週間ごとに鉢を4分の1回転させると、窓のほうへ傾いて形がいびつになるのを防げます。
- 植物育成ライトも検討する。 暗い部屋や、明らかに茎が伸びている植物に。シンプルなフルスペクトルのLEDを1日10〜12時間当てるだけで、はっきり違いが出ます。
色の薄い新しい葉や、細く長く伸びた茎は、光が足りていないという植物からのサインです。
暖房と乾燥した空気
暖房は室内の湿度を30%以下にまで下げることがあります。多くの砂漠より乾いた状態です。
- 植物を暖房器具から離す。 ヒーターやエアコンの風が直接当たらない場所に、できれば1メートル以上離しましょう。暖房器具の真上にある窓辺は、家の中で最悪の場所です。
- 植物をまとめて置く。 植物は育ちながら水分を放出するので、集めて置くと周りの空気が少し湿ります。
- 本当に湿度が必要な植物には、小石を敷いたトレーや加湿器を。 カラテア、シダ、そのほかの熱帯の葉物の植物です。鉢の下に濡れた砂利のトレーを置くと少し、加湿器ならかなり効果があります。
- 霧吹きには頼らない。 湿度が上がるのはせいぜい数分です。
多肉植物、サンスベリア、ザミオクルカスなど乾燥した地域の植物は、乾いた空気をまったく気にしません。
冷たい窓ガラスとすきま風
窓辺は光がある場所ですが、寒さがある場所でもあります。
- 葉が窓ガラスに触れないようにする。 冷え込む夜には、ガラスが葉を傷めるほど冷たくなることがあります。
- カーテンに注意。 閉めたカーテンと窓のあいだに挟まれた植物は、部屋よりずっと寒い空間で夜を過ごします。
- 換気のときに気をつける。 冬に窓を大きく開けるときは、その数分間だけ、寒さに弱い植物を冷たい風の当たらない場所へ移しましょう。
- 熱帯の植物は15℃前後以上を保つ。 急な冷え込みは、一晩で葉が落ちるよくある原因です。
肥料と植え替え:春まで待つ
ほとんどの観葉植物は冬にほとんど、またはまったく成長しないため、肥料を使えません。この時期に与えた肥料は、主に土に塩類としてたまるだけです。10月か11月に止め、春に新しい芽が出てきたら再開しましょう。
植え替えも同じです。根が腐っている、鉢が割れたといった場合を除き、植物が新しい土に根を伸ばせる3月か4月まで待ちましょう。
冬に増える害虫
暖かく乾いた部屋は、ハダニにとって理想的な環境です。水やりのときに葉の裏を確認し、細かな斑点や薄いクモの巣のような糸がないか見てみましょう。冬に多いもうひとつの害虫はキノコバエです。湿ったままの土で繁殖するので、対策の中心は水やりを減らすことです。
サインの読み取り方
冬のトラブルは見た目が似ているので、対処する前に土を確認しましょう。
- 下の葉が黄色く、土はまだ湿っている: 植物が受けている光に対して水が多すぎます。水やりの間にもっと乾かしましょう。
- 葉先や縁が茶色くパリパリで、土は問題ない: 暖房による乾燥です。植物を暖房器具から離し、湿度を上げましょう。
- 急に葉が落ちる: 冷たいすきま風か、新しい場所への移動です。安定した明るい場所を見つけ、そこに置いたままにしましょう。
- 色が薄く、ひょろひょろと伸びる: 光不足です。窓に近づけるか、育成ライトを足しましょう。
- 細かな斑点とクモの巣のような糸: 暖かく乾いた部屋で増えるハダニです。
まとめ
- 水やりの回数を減らし、土が乾いたときだけ与える。
- 植物を光に近づけ、窓と葉をきれいに保つ。
- 暖房器具から1メートル離し、冷たいガラスに触れさせない。
- 熱帯の植物は、まとめて置く、小石のトレー、加湿器で助ける。
- 春までは肥料も植え替えもなし。
Floraは秋から冬にかけて水やりのリマインダーの間隔を自動で延ばすので、夏のスケジュールのままではなく、植物が水を必要としそうなタイミングで土の確認を促してくれます。日が短くなっても植物に十分な光が届く窓は、Spot Finderで確認できます。
